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子供部屋の間取りは広めに想定するべき!

鍵を出す様子

子供がいる場合、子供部屋を設けようと考えるのではないでしょうか。将来的に子供は独立して親と同居をすることはなくなる場合が多いので、どのくらいのスペースを確保したらよいのか悩みますが、子供が2人の場合はできるだけ子供部屋をしっかりと作った方が良い場合もあります。

子供が小さい時は、兄弟で過ごす時間も多く親の目も行き届きやすいため、広さを確保し、収納力も高い方が良いです。ベッドや学習机は必ず置きますし、習い事によってはピアノなどの楽器も置くことがあります。楽器類は意外と収納が大切であり、適切に収納を行わないと楽器に影響が出てしまいますし、もしピアノを習うようになると、ある程度のピアノを置くスペースが必要となります。ピアノを置くスペースを考えた場合、ピアノと学習机、ベッドを一つの部屋においてしまうと大変狭くなるので、ピアノを習う場合は子供部屋のスペースは広く考えた方が良いです。なお、子供が小さいうちは兄弟で同じ部屋で、将来的にパーテーションなどで独立できるタイプのものもありますが、このようなタイプのものは遮音性が劣ることが多く、相手の生活音などが聞こえてしまう場合があるので注意が必要です。

同性であれば同じ部屋でもよいのではないかと考えますが、実は同性であってもそれぞれ子供部屋を設けた方が良いです。思春期になると生活パターンが異なったり、一人になりたい時間があったりしますし、習い事の興味も異なってきます。さらに受験シーズンになるとお互いの音が気になってしまい集中することができません。このような理由からしっかりと収納スペースを確保しつつ、独立した部屋を作った方が良いです。

なおある程度のスペースがある子供部屋を作っておくと、子供が独立してその住宅に住まなくなっても、親がそのスペースを利用することができますし、簡単に内装を変えて収納スペースにすることも可能です。そのためいつかは独立すると思って小さな部屋を作るよりも、最初から大きめの部屋を作っておいた方が使い勝手がよく、大変便利になります。

子供部屋の間取りは狭くなることが一般的です。ですが、子供だけが使用すると考えるのではなく、将来的にどのように使っていきたいのかを考えることが大切です。将来を見据えて考えることによって、家の築年数が経っても有効に活用していくことができます。様々なことに柔軟に対応できるように、子供部屋であっても最初から広さを確保しておくのもひとつの考え方です。