記憶力って本当に必要?
今ではIT時代となって必要な事はパソコンなどでデータで保存出来るようになっていますし、わからない事も調べればすぐに答えにたどりつけます。
そんな時代に記憶力というのが人生において本当に必要なスキルなのかどうかというのも気になる部分だと思います。
もちろんこうした時代だからこそ、記憶力とは別に、教育の現場においてもIT技術を駆使して“調べる力”を向上させる事にも注力されているというのが現状です。
しかし、そうした事が一般化している中で懸念されている事の一つには人間が次第に頭を使わなくなってきているのという事。
ちょっと難しいテーマにはなりますが、こうした事について私なりに思う事について書かせて頂きたいと思います。
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現代の記録方法
現代において欠かすことの出来ないアイテムと言えばスマートフォンですよね。
とある会社の調査結果ではすでに「デジタルデバイスに頼る事で昔に比べて記憶しなくなった」という事が言われています。
今のスマートフォンの機能は数年前とは比べ物にならないほどに進化しています、さらに現代では脳への記憶の代わりにスマートフォンに記録するという事もスタンダードとなってきています。
脳に記憶するという原始的な行為から、デジタルへの記録が一般的な方法となっているという事は疑う余地がありません。
デジタル時代ならではの弊害
デジタルが当たり前となってしまったこの現代では、デジタルデバイスの発達によってデジタル健忘症という問題も生まれています。
このデジタル健忘症というのは、自分で調べた情報もスマートフォンやタブレットなどのデジタルデバイスに情報を保存した事で満足してしまい、肝心の記憶にとどめておくという事をせずに忘れてしまう現象の事を言うようです。
脳への定着がされる事なく、デジタルにだけ記録させるというのが当たり前になっている現代ならではの問題だと言えます。
記憶力は不要なのか
デジタルに記録し保存するという事は何も、悪い事であるというわけではありません。
そうしたツールも使っていく事、使いこなす事もやはり大切な能力であるとは思うのですが、その事が記憶する力を失わせていく結果に繋がっている現状にあるという事もまた事実です。
もちろん今の時代、パソコンやスマートフォン、タブレットを使いこなすという力も必要な事だと言えますが、そうした力が発達するのと同時に、脳は記憶するという力を失ってしまうという結果にも繋がっているという事が言われてしまっているのです。
そこで私が思う事はそうしたツールを使うという事と同時に人間の記憶というものを組み合わせ、デジタルデバイスと共存をしていく事が大事なことなんじゃないかと思っています。
そうした今の時代だからこそ、記憶力の向上、記憶術の習得というのは見直されているくものなんじゃないかと私は考えています。
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